カジノが災害を支援した事例

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過去を振り返ると、ゲーミング事業者であるカジノは、ハリケーン、大洪水、ガス爆発といった災害支援に何度か乗り出し、損害賠償、重要物資、被災者用の宿泊施設建設など、そして無限に続く数百万ドルという追加出費を代わりに負担してきました。今回は、過去数年間に発生し、カジノが災害支援に一役買った事例を少しだけ振り返ってみようと思います。

ウィン・リゾートとハリケーン「ハービー」

カー・ファイヤー(Carr Fire)が発生する1年前、ギャンブル業界の大手企業ウィン・リゾーツがカジノ店舗を運営するマカオとヒューストンで、それぞれ2つの異なる災害が発生しました。8月17日の夜、大型ハリケーン「ハービー」がテキサス州都市を襲い、そのわずか数日後、8,000マイル以上離れた中国に位置するマカオが大型台風に見舞われたのです。この結果、何千もの町や会社、ウィン・リゾーツの従業員を含め、地元の住民たちが大きな被害を受けました。

ケンタウルス・ゲーミングとハリケーン「ハービー」

ケンタウルス・ゲーミング(Centaur Gaming)もまた、大型ハリケーン「ハービー」によって壊滅的な被害を受けた動物たちに大きな支援を提供したゲーム会社です。同社は、嵐に巻き込まれた野生動物や犬のために、週末に募金活動を行い、その結果、数千ドルの人道的支援が実現しました。募金は3つの異なるカテゴリに分けられたそうです。

オーシャン・カジノ・リゾートとハリケーン「フローレンス」

2018年、大型ハリケーン「フローレンス」は、バージニア州とカロライナ州に大きな被害をもたらし、またしても悲劇的な人命の喪失を招きました。2018年度の大西洋ハリケーンシーズンの中で最も強く、最も破壊的な嵐であったそうで、その被害総額は240億ドル以上にものぼりました。この嵐によって54人の大切な命が奪われ、さらに数百人が負傷しました。この災害の結果、地元住民の多くが自宅から避難し、最愛のペットを置き去りにすることを余儀なくされました。

このハリケーン災害時に支援に乗り出したカジノのひとつが、アトランティックシティのオーシャン・カジノ・リゾートです。1,390室の客室とスイートルームを数千人の被災者に避難所として提供し、被災者のペットや犬などの必需品も一緒に提供しました。また同社は、災害の直接的な結果として、メンタルヘルスに関する課題を抱えた人々やトラウマを抱えた人々へのサポートや支援も行ったそうです。

カジノと災害に関するおもしろい事実

カジノも災害で被害を受けてきた – 過去を遡ると、カジノもまた災害で被害を受けてきました。2005年のハリケーン「カトリーナ」は、1,800人以上の死者を出し、各地の町を破壊しただけでなく、ミシシッピ州内にあった13軒のカジノを襲いました。

自然災害に賭けることができる – 恐ろしく、非倫理的に聞こえるかもしれませんが、特定のブックメーカーでは、次にどんな自然災害が、なぜ、どこで、いつ発生するかについて賭けることができるそうです。予想が見事当たれば、実際に賞金を獲得することができます。

災害を利用しようとする人がいる – 暴動といえば略奪がすぐに連想できますが、過去には自然災害がきっかけで盗みを働いた人たちもいます。災害時に働く略奪者たちはきっと、恐ろしい悲劇的な災害が起きたのだから、会社や店舗を襲って略奪してもいいと考えるのでしょう。しかし、これは完全に違法行為であり、発見されれば厳しい罰則や処罰が待ち受けています。